みなさん食事の時、一口だいたい何回くらい噛む(咀嚼)するようにしていますか。
意識したことがあるでしょうか?
昔に比べ食べ物は柔らかいものが増えてきており、また好まれる傾向にあります。必然的に噛む回数も少なくなります。
社会人の方に関しては時間に追われついつい早食いをしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
咀嚼に関しては目安として一口30回以上がベストとされています。
噛む回数を増やすことでも色々なメリットがあります。
例えば…
●唾液分泌の促進…唾液には抗菌・殺菌効果があります。歯周病、虫歯予防につあがります。唾がしっかり出ることで食べ物も飲み込みやすくなり誤嚥を防ぐことにもなります。
●食事がおいしく感じる…食べ物はうまみが唾に溶け出し感じるものです。しっかりかんでつばを良く出すようにしましょう。
●ガン・生活習慣病の予防…発がん性物質の働きをおさえるペルオキシダーゼは唾液の中に多く含まれています。しっかり噛むことでがん予防にもなります。また心筋梗塞・脳卒中・動脈硬化・糖尿病・骨祖しょう症予防にも効果があります。
●免疫力が高まる…噛むことは副交感神経の働きを高めます。副交感神経は免疫に関する白血球のリンパ球をコントロールする働きがあります。
●ダイエット効果…よく噛むことで脳内ホルモンヒスタミンが分泌され満腹中枢を刺激します。
●美容効果…噛むことにより顔や顔周りの筋肉が刺激されたるみ予防にもなります。
●脳への効果…脳への刺激の回数が増えることで反射神経・記憶力・判断力・集中力が高まります。また痴呆予防にもなります。
しっかり噛むようにすることはたくさんのメリットがあります。健康にに大きなつながりがあります。まずは自分の一口が何回かんでいるか確認してみましょう。