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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

今日のテーマは歯周病の原因についてです。

人間の口腔内には沢山の細菌が住んでいます。

細菌は歯の表面に付着し、ネバネバとした物質を出して厚い層をつくります。歯に付着したこの塊を歯垢(しこう)といい、これは生きた細菌の塊です。

歯垢は歯の表面から歯ぐきの中へと増殖していきます。歯と歯茎の間からしみ出る体液を餌にさらに像宿していきます。

そして、歯肉が炎症を起こすことで歯周病が発症します。

健康な歯と歯茎の境目には、深さ約1mmの溝がありますが、溝の中では歯肉と歯の表面がぴったりとくっついています。

しかし、歯垢が溝の中深く入り込み歯肉が炎症を起こすと、歯と歯肉の境目が外れて溝が深くなります。

さらに炎症が進行すると、歯と歯肉をくっつけている繊維が溶けてしまいます。歯と歯の隙間に歯周病菌が深く入り込むようになり、歯を支えている骨をとかしていきます( ´?ω?` )

歯垢をきっかけに歯周病が進行していく可能性があります。

予防法は正しいブラッシングを行い、定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受けることが大切です。

汚れを残さないためには毎日の歯磨きが絶対ですが、どんなにブラッシングを頑張っていても落とせない汚れや細菌があります。ですから、どちらか片方だけを頑張っても限界があります。

歯周病を予防するためにも定期的なメンテナンスを受けていきましょう!