Tips

豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
スタッフブログは移転しました。→新スタッフブログ

ニュースレター Vol.04 今週の特集

こんにちは!いよいよ秋らしくなり、朝晩は少し涼しくなってきましたね。
9 月と言えば、よく地元の集まりで十五夜のお祭りをしていたのを思い出します。
綱引きしたり、お相撲してはしゃいだり、
月を見上げて、あの形はうさぎに似てるだの話して楽しんでいました。
今ではすっかり十五夜の行事もせずにいますが、たまには月を見上げて 想像を巡らしたり、お団子を食べるのもいいかもしれませんね!
鹿児島の日中はまだまだ暑さが続いています。激しい気温差が続くので体調にはくれぐれも気を付けてお過ごし くださいね。

患者様の大切な歯、お口の健康に関してよりよい情報を提供し、健康増進に少しでもご協力できたらと思います。
ニュースレターを通じて健康のお手伝いをさせていただけたら幸いです。
今回は、さこだ歯科を賑わせてくれているお花と看板のご紹介と、虫歯の予防のコーナーをお届けします。

さこだ歯科お花コーナー

さこだ歯科では毎週お花を定期的に飾っています。
お花だけでなく、その器や生け方もとてもキレイで見ごたえのあるものばかりです。

さこだ歯科ウェルカムボード

虫歯予防コーナー

皆さん、普段お口の虫歯予防について考えたことあるでしょうか?

もちろん誰しも虫歯になって痛い思いなんてしたくない!!と思われる方も多く、意識していらっしゃる方もた くさんいると思います。お口の健康を守るためにもぜひ参考にされてください。

初めに

DMFT値という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
DMFT値とは簡単に言えば虫歯の成績表です。Dが虫歯になった歯、Mが抜いた歯、Fが治療した歯を指しています。これらの虫歯にかかってしまった歯を統計でまとめた数値になります。 この数値が低いほどに虫歯が 少ないことを表しています。

2005 年の日本の 12 歳児DMFTは1.7であり、以前(同3.6、1993年)よりもかなり減少してきてい ます。この虫歯の減少の背景には様々な要因が予想されますが、最も大きなものとしてフッ素配合の歯磨き粉の 普及があげられます。しかしながら、日本の 12 歳児DMFTは、歯科先進国である欧米諸国とは未だに開きが あります。

アメリカ:1.2(1999~2004 年)、イギリス:0.7(2005 年)、ドイツ:0.7(2005 年)、スウェーデン:1.0(2005 年) このような結果より、虫歯予防は十分な状況とはまだ言えない状況です。

より効果的な虫歯予防の手段にはどのようなものがあるでしょうか?

フッ素の虫歯予防

フォーサイスデンタル研究所の実験によると、お口の中にフッ素が常に 0.1ppm~0.05ppm存在していれば、虫歯になりにくいことが分かりました。
歯科医院で取り扱っている歯磨き粉は、うがいをした後に唾液で薄まってしまってもこの濃度を維持できる商品になっています。また、このフッ素をいかにお口の中に長時間存在 させるかが虫歯予防の鍵となります。

おすすめ予防法

  1. 歯の定期検診を受ける。歯科医院に定期的に通って、ハブラシでは届かない部分までケアを受けることができます
  2. 規則正しい食生活。規則正しく、バランスのとれた食生活を心がけて、歯も体も丈夫にすることができます。
  3. 正しい歯みがき習慣。食べた後は3分間以上、正しい方法で歯を磨くことが大事です。
  4. だ液をたくさん出す。歯を守るチカラを持つ、だ液をたくさん出すことで虫歯菌を洗い流し、歯から失われたカルシウムを取り戻 してくれます。簡単に実践できる習慣としてガムを噛むことでだ液がたくさん出るようになります。
  5. フッ素をお口の中に留めておけるように、少量の水ですすぐことのできる歯磨き粉を使用する。お口の中のフッ素を多く残すことができるので効果的です。
  6. ジェルタイプの歯磨き粉を活用する。夜の歯磨き後、仕上げに全体的に少量塗布する。うがいせずにそのままで大丈夫です。

以上のようなことを実践していただき、習慣として生活の中に取り込んでいただくと虫歯をはねつけるお口へよ り近づけると思います。
虫歯になってからでは、通院期間やそのための医療費、時間も手間もかかってしまいます。
そんなリスクを避けるためにも是非、虫歯予防について考えてみてはいかがでしょうか。

さこだ歯科では皆様のお口の健康を守るために、スタッフ一同笑顔でお出迎えいたします。
不安なこと疑問なこと、気になること・・・
どんなささいなことでも親身にお答えしますのでどうぞ安心していらっしゃってください。