ニュースレター Vol.80 今月の特集
こんにちは。真冬の寒さが身に染みて感じてきましたね。ご体調にお変わりはないでしょうか。年末年始は何かと忙しいですが、年末の大掃除のひとつとして、お口のお手入れはいかがでしょうか(^^)キレイなお口の状態を保って新しい1年を迎え入れたいものですね。今月も宜しくお願い致します。
健康意識☆歯の定期検診へ!
健康で長生きすることは大事だと考えていらっしゃる方も多いかと思います。2019年は健康な1年に…と願っている方もいるのではないでしょうか。そのために、定期的に健康診断や人間ドックにかかるかと思います。その中で歯医者の利用もしていただくことが非常に大事です。
しかし、歯の検診・受診は気が重い、と言って先延ばしにしてしまっている方が多いようです。その為か、「もっと早くから歯の検診や治療をしておけばよかった」と後悔している割合が75.7%、つまり4人中3人が後悔しているようです(図1)。健康の為にも、後悔しない為にも、歯の検診をオススメします(^O^)/
実際に定期検診を受診している方が、「自身の歯や口の中が健康だと思う」割合が全体に比べ、20%も高いのです(図2)。定期的な歯の検診が、健康意識の高さに繋がるとも言えますね。
参考:日歯広報 第1716号 2018年11月1日
大きなむし歯の治療はどうして回数がかかるの?
むし歯が大きいとそれなりに治療の回数・期間がかかります。どうして1本の歯に何回も治療をするのでしょうか。今回は治療に回数がかかる理由について説明致します。
むし歯が歯の神経まで広がっていると…
治療に回数がかかるかどうかは、神経まで達するむし歯の大きさかどうかで決まります。
むし歯が小さい場合、治療回数は1~2回で済むことが多いです。しかし、むし歯が大きく歯の神経にまで達している場合、歯の神経を取り除き、歯の根っこの中までしっかり洗浄する必要があります。根っこの中は非常に細かく形も複雑なため、この治療に時間がかかってしまうのです。
治療の流れ
大きなむし歯の治療の流れを大まかに説明します。
①麻酔をして歯の神経をとります。
②歯の根っこの中を洗浄します。
⇒この治療に、時間が必要です。根っこの治療が完全に終わるまでに約5~6回くらいの通院が必要になります(根っこの形状には個人差がありますので、多少回数が変わることがあります)。
③根っこの中にお薬を詰めます。
④土台を立てて、被せ物を被せます。
⇒土台用型取り→土台の作製→被せ物用型取り→被せ物の装着、の計4回かかります。
治療を途中でやめてしまったら?
痛みがなくなったから、忙しいからと言って治療を途中でやめてしまってはいけません!
途中で治療をやめてしまうと、それまでの治療の意味がなくなり、今度痛みが出た時には、治療に時間がかかり、痛みもひどくなります。また、神経を取り除くことで歯が脆くなっていますので、歯が欠けたり割れたりすることもあります。
回数はかかりますが、最後まで治療を頑張りましょう。私たちも精一杯サポートさせて頂きます。詳しい治療回数を知りたい時はスタッフまでお気軽にお尋ねください(*^-^*)