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【すべての親御さんへ】こどもの矯正【おこさまの健康のために】

2022.06.03

こんにちは。歯科医師の渡邉です。

 

皆さんは「こどもの時に矯正しておけばよかったなあ」と思ったことはありませんか。

 

当院では60代70代でも矯正を始める方が多くいらっしゃいますが、その皆さんが口を揃えておっしゃる言葉が「もっと早いうちからやっておけばよかった。」

 

自分のこどもには必ず矯正をさせたいと考えているお父様お母様からの相談も多く受けております。

そんなお父様お母様から必ず聞かれることが「いつから始めるといいのでしょうか」ということです。

 

 

○5-10歳の間に歯並び矯正治療をはじめましょう

 

場合にもよりますが、5-10歳の時期であれば、針金の矯正ではなく「T4K」や「マイオブレース」というマウスピース型の装置を使って矯正することができます。

顎骨の成長とともに進めていくことができるので、よりよい歯並び、よりよい顔つき、そしてより健康に成長することができます。痛みや抜歯も少なくすむことが多いそうです。また、歯並びを悪くする原因を改善していく矯正方法になるので、後戻りの心配も少ないです。

 

 

○歯並びが悪くなる原因は?

 

では、歯並びが悪くなる原因は何でしょうか。

今まで歯並びは遺伝が影響していると言われてきました。しかし、最近の研究では、遺伝よりも口や顎の周りの筋肉の影響が大きいことがわかってきています。

 

歯は、舌と唇と頬の間に並ぶようにできています。どれかのバランスが崩れてしまうと、歯の並びも崩れてしまいます。

例えば、舌が正しい位置にないと頬の筋肉の力に押されて、狭い歯並びになります。

口呼吸でいつも口を開けていると、唇の力がかからずに、出っ歯になります。

 

 

○5人に4人のこどもが歯列不正

 

おこさまに、こんなことはありませんか?

 

・ 口やくちびるが開いていることがある
・ 口呼吸をすることが多い
・ よだれが出やすい
・ くちびるが乾燥しやすい
・ 鼻がつまりやすい
・ 口臭がすることが多い
・ 食べるのが上手ではない
・ 食べる時にクチャクチャ音を立てる
・ 口に入れる量が多い
・ 飲み込む時にアゴや口の周りにシワができる
・ 横向き寝やうつぶせで寝ることが多い
・ いびきをかくことが多い
・ 姿勢が悪いことが多い

 

歯列不正のあるこどもは、5人に4人と言われています。

上のものに一つでも当てはまれば注意が必要です。

 

 

○まずは相談を

 

T4K」や「マイオブレース」を使った矯正治療は、5-10歳のこどもに最も効果的な治療法だと言えます。この矯正の目標は

 

・鼻で呼吸をすること

・唇を閉じること

・舌を正しい位置におくこと

・正しい飲み込み方を身につけること

 

です。これらを達成すると、健全な歯並びになるだけでなく、

 

・顔の骨格の最適な発達

・体質の改善

・健康な食習慣

・良質な睡眠習慣

といった全身の健康を促すことにも繋がります。

 

逆に言えば、5-10歳の時期を逃してしまうと、健全な成長ができず、おとなの歯もキレイに並ばなくなってしまいます。全身の健康にも影響がでる可能性もあります。

おこさまの歯並びが気になる時や、将来の健康を守りたい時は、早めにご相談ください。

 

 

さこだ歯科ではお口のお悩みはなんでも相談できます。気軽にご来院ください。

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