みなさんこんにちは、歯科衛生士の平田です。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？

熱中症に気を付けて暑い夏を乗り切りましょう！

今回は歯科に関するアレルギーについてお話します。

金属のネックレスや指輪などをつけて皮膚がかゆくなったり、赤くなったりしたことはありますか？

このような症状が出たことがある方は金属アレルギーかもしれません。

また金属アレルギーは金属が皮膚に触れて症状が出るだけではありません！

実は口の中の金属の詰め物が原因となることもあります。

金属の詰め物を入れてすぐ症状が出ればわかりやすいですが、数年経過して症状がでることもあります。

口の中の症状としては、舌のただれ、口内炎、口唇炎、味覚異常、全身に関しては、皮膚の発疹、かゆみ、皮むけ、頭痛、肩こりなどあります。

金属アレルギーは、金属が水分に溶け出し金属イオンになり体の中のたんぱく質と結びつきアレルゲンとなります。

お口の中の金属の詰め物は唾液に常にふれているため金属イオンになりやすく体内に蓄積すると金属アレルギーの原因となります。

アレルギー症状の改善のためには、原因となるものを排除していく必要があります。

時計、アクセサリーなど身に着けていないのに症状が良くならない際は、お口の中の金属の詰め物が原因かもしれません。

金属の詰め物をセラミックスの詰め物に変える治療は症状改善だけでなく、見た目の改善、むし歯になりにくいなどメリットが多いです。

一度、歯科医院で診てもらうことをお勧めします。

鹿児島市中央町　医療法人篤志会　さこだ歯科
歯科衛生士　平田