メインテナンスで免疫力アップ
2024.11.23
みなさん、こんにちは。歯科衛生士の平田です。
11月半ばになり急に寒くなったので、慌てて衣替えをしました。寒い冬は苦手ですが、オシャレの幅が広がるので楽しみながら冬を乗り切りたいと思います。
この時期になると空気が乾燥するので喉や鼻の粘膜の機能が低下して感染症を発症しやすくなります。
インフルエンザが流行ってくる時期ですが、歯磨きなどの口腔ケアはインフルエンザへの感染リスクを下げる効果があると言われています。
お口の中には、300から700種類の細菌がいるのですが、歯磨きをよくする方は1000から2000億個、あまり歯磨きをしない方は4000から6000億個もの細菌がいると言われています。
お口の中の細菌は大きくわけて善玉菌と悪玉菌と日和見菌がいて日和見菌は健康な状態だと善玉菌の味方、免疫力が低下してしまうと悪玉菌の味方、優勢側と同じ働きをします。理想的な状態は、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割と言われています。
この細菌たちは日頃からウイルスが体に入っていかないように守ってくれますが、免疫力が低下するとお口の中の細菌のバランスが崩れるため体に悪影響を及ぼします。
つまり細菌のバランスが大事なのです。
お口の中で分かりやすい悪影響は悪玉菌の歯周病菌が増えることだと思います。歯周病菌が増えると歯茎が腫れる、歯ブラシで出血するなど歯周病の症状が出ます。
歯周病は感染症なのでうつりますし、歯周病菌が血管内に侵入し全身に悪影響を及ぼします。
体の入り口である、お口の中の悪玉菌を減らしてあげることは健康を保つ秘訣になります。
お口の中のメインテナンスをして、健康を維持しましょう🦷
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 平田