皆さんこんにちは、歯科医師の有留です。

11月も終盤に差し掛かり、寒い日も増えてきた気がします。冬の訪れを感じる世になってきましたが、体調など崩していませんでしょうか？

冬の寒さに加え、乾燥する季節となります。

夏に比べ、朝起きた後の乾燥・のどの痛みを感じる方も多くなってきます。

今回は、冬に起きやすい夜間の口腔内乾燥についてお話ししようと思います。

口腔乾燥症は、『ドライマウス』とも言われ、現代病の一つとしても知られています。

薬剤の副作用にて口腔乾燥が起きることもありますが、夜間の口腔乾燥は口呼吸が原因となることが多いです。

睡眠時無呼吸症候群、歯列不正、鼻詰まりなど、口呼吸になる原因は様々ですが、寝ている本人は気が付かないことがほとんどです。

冬になると空気が乾燥し、普段気が付かなかった口呼吸に気が付くことがあります。

口呼吸では鼻呼吸と比べウイルスや細菌の侵入を防ぐことができないため、免疫低下の原因にもなります。

起床時にのどが痛い、いびきをかいているなど指摘を受けた方は、一度歯科医院にて確認をされてください。

原因を特定し、解決に向けて力になれると思います。

鹿児島市中央町　医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師　有留