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酸と歯

2025.01.28

こんにちは(*゚▽゚)ノ
さこだ歯科往診部の松原です。
今回は酸と歯についてのお話です\( ‘∀’ )

日々の食生活で摂る食品には、酸性のものが多く含まれています。
たとえば、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、炭酸飲料、酢などです。
これらの食品は健康に良い面もありますが、実は歯にとっては注意が必要な側面もあります。

お口の中は中性の状態に保たれていますが、ご飯を食べるとむし歯菌は飲食物に含まれる糖などをえさに酸を作り出すことで酸性になっていきます。

通常は唾液の働きによりお口の中は中性に戻りますが、酸性の強い食事をしたり、ダラダラと食べ続けたりすると、なかなか中性に戻ることが出来ず、酸性に傾いたままになってしまいます。
酸性の状態が長く続くと、歯の表面を覆い保護しているエナメル質が溶けてしまいますΣ( ˙꒳˙ )
エナメル質が溶けてしまうと歯が薄くなり、知覚過敏が起こりやすくなったり、虫歯のリスクが高まったりします。

また、酸性の食品を飲食してすぐに歯磨きをすると、エナメル質が一時的に柔らかくなっているため、ブラッシングによってさらに傷つけてしまうことがあります。
そのため、酸性の食品や飲み物を摂った後は、水で口をすすぎ、30分程度時間を空けてから歯磨きをすることが推奨されています。

歯を守るためには、酸性食品の摂取を過度に控える必要はありませんが、バランスの取れた規則正しい食生活を心がけることが大切です。
また、定期的に歯科検診を受け、歯の健康を維持する習慣を持つことも重要です。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
往診 松原

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