「歯茎が下がってきたような気がする」「しみる」「以前治療した歯のケアがあまりできてない」など大人のむし歯にも注意が必要になります。
大人のむし歯のひとつとして、
「歯根面う蝕」があります。
歯周病などの影響で歯茎が下がり、歯の根の部分にむし歯ができやすくなります。
歯根面う蝕の特徴として、
①歯の根の部分の象牙質は酸に対する抵抗力が弱く、むし歯になりやすい。
②痛みを感じにくく気づきにくい
③治療が高度になる
大人のむし歯のもうひとつは「二次う蝕」があります。
治療で詰めたものや被せたもののまわりにできるむし歯を「二次う蝕」と言います。
治療した歯はむし歯にならないと思っている方も多いですが、実はそうではありません。詰めたものや被せたもののまわりにばい菌が入り込み、再度むし歯になってしまうことがあります。
このように大人のむし歯を予防する方法としてまずはケア(丁寧なブラッシング)が大切です。ただ、ご自身でのケアは限られてきますので2~3か月に一回は歯科医院でクリーニングをしてもらいましょう。