定期健診は虫歯がないか歯周病になっていないかのチェック、かみ合わせに問題がないかのチェック、虫歯や、歯周秒予防のためにお口のクリーニングを行います。
以前は小さな虫歯を発見したらすぐに削って治療を行うことが普通でした。
しかし、今は虫歯にならないようにクリーニングで原因菌を少なくし、予防することが重要になってきています。
定期健診を受けることで、小さな変化にも早期に気づくことができ
●将来、自分の歯をより多く残せる
●高齢になっても歯ごたえのあるものを自分の歯で食事ができる
●口元を隠さず思い切り大きく笑える
などいいことはたくさんあります。歳をとる=入れ歯ではないのです。
予防がメインで行われているスウェーデンでは80歳になっても20本以上の歯が残っているそうです。20本歯が残っているとかみ合わせたときに必ずどこかで自分の歯でかみ合わせることができます。
自分の歯で噛めることは、噛む力もしっかり出ますし、味の感じ方も違います。おいしくお食事を取ることができるのです。
しっかりお食事が取れるということは身体も健康を保つことができ、満足感を得ることもできます。
定期健診ではクリーニングを中心に行いますが、実は一度クリーニングして少なくした菌も、3ヶ月たてば元の数に戻ってしまいます。
例えば、美容室に行って髪をカットしてもまた伸びて来て定期的にカットに行くように、歯医者でも定期的なお掃除が大事になってくるのです。
人によってお口の中の状態はさまざまですので、その方に合わせて1ヶ月~3ヶ月くらいのペースが理想といえます。