虫歯や、歯周病、何らかの理由で自分の歯が抜けたり、抜歯せざるを得なくなった場合…
抜けた部分を何かしらの方法で対応していくことが重要になってきます。
方法としては、残っている歯の部分の状態にもよりますが、掛け渡しの被せ物(ブリッジ)や、入れ歯という方法があります。
これらの方法は、保険がきく処置になりますが残っている歯に負担をかけてしまう処置になります。
インプラントは今まで自分の歯を支えていた骨の部分に人工的な歯の根を埋め、その上に被せ物を作成していく方法です。
自分の歯と同じようにしっかりと咬む力がだせ、残っている他の歯に負担をかけることがないことがメリットでありますが、自費であること、また外科的処置、期間が必要になってきます。
ですが現状は、抜けた歯をそのまま放置してしまっている方もいらっしゃいます。
特に1本だけない場合など、食事を行う際に支障がないため放置したままの状態になっていることも多くありません。
今回は歯がない状態を放置しておくとどのような症状が現れてくるのかお話したいと思います。
●反対側の歯が伸びだしてくる
●隣の歯が傾いてくる
歯はお互いの歯があることでバランスを保っていますが、このように伸びだしたり、傾くことで正常にかみ合わせることができなくなってきます。
歯のかみ合わせは身体のバランスにも関係していますので、転倒しやすくなったり、肩こり、頭痛などの症状も表れてきます。
また、顎に負担がきて痛みが出てきたり、うまく噛めない事で食べ物も消化されにくくなり、消化官に負担も出てきます。
顔などの筋肉のバランスにも影響が出てくるので顔つきが変わってくることもあります。
歯がなくなってしまっている部分は放置せず、歯科医院に相談してみましょう