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豆知識(旧ブログ)

さこだ歯科のスタッフが綴る、口腔内に関する豆知識です。
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ニュースレター Vol.77 今月の特集

こんにちは。夏から秋へと移り変わりそうですね。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるのでお気を付けてお過ごし下さいね。また、秋ならではの食材や芸術、スポーツなどなど充実した季節にしたいですね(^O^)さこだ歯科でも皆様のお口の健康からお身体の健康に繋がるようお力添えできれば幸いです。今月も宜しくお願い致します。

様々な歯磨剤

歯科医院や薬局にたくさん並んでいる歯磨き粉。
正直、どれを使って良いか分からないのではないでしょうか。今回、歯磨剤の大まかな成分の特長をお伝え致します♪

①殺菌成分
 バイオフィルムに浸透し、高い殺菌作用でう蝕、口臭、歯肉炎を予防します。
むし歯予防成分
 再石灰化を促進します。むし歯になりやすい方はこちらの成分が多いもがお勧めです。
歯周病予防成分
 歯肉の炎症・出血を抑えます。また、血行を促進して歯肉を活性化します。歯茎をしっかりさせたい方にお勧め。
④知覚過敏症状の予防成分
 歯髄神経の興奮を鎮め、痛みの伝達を抑制。痛みの伝達路となる象牙細管を封鎖します。しみる症状がある方にお勧めです。
⑤その他の成分
 コーティング材、清掃助剤

当院お勧めの歯磨剤

当院イチバンの売れ筋は
チェックアップスタンダードです!(600-)
②のむし歯予防成分が多いのが特徴です。少ない泡立ちで、うがい回数が少なく済むのも利点です。

③の歯周病予防にお勧めなのがシステマデンタルペーストαです!(540-)
④の知覚過敏が気になる方は、システマセンシティブがお勧めです!(865-)

他にも子供用、ホワイトニング向けなどございます。気になる方はスタッフまで(*’ω’*)

参考:ライオン歯科材株式会社・株式会社モリタ

子どもの歯みがき

歯に良くないからと、甘い食べ物を無理に我慢していませんか?食べたい欲求を我慢する事はストレスの原因になり、育ち盛りのお子様は心の発育の妨げになります。しっかり食べて、きちんとケアすることが大切です。

◆おやつの考え方

むし歯になるから、甘い物を摂るのはやめましょう」だけでなく、親子の生活背景、食生活、口腔内環境、そして親の意識が大切です。回数多くダラダラと摂取しているならば食事に影響が出、むし歯になりやすい環境になります。兄弟がいるとなおさら食べやすいでしょう。
 子どもの考えや行動を否定しないでください。おやつは“一時の空腹しのぎ”と“心の満足”であると考えましょう。ただ、与えるお菓子の量に気をつけ、歯みがきなど口腔管理を怠らないようにしましょう。

◆仕上げみがき

歯みがきが何よりも大切だからと「(子どもが)嫌がっても、抑えつけてでも磨かなくては!」と必死になる方もいます。その気持ちも大切ですが、仕上げみがきの意義の1つはむし歯予防、2つ目は親子のつながりを深める機会になることです。
 まずは親が規則正しい生活をし、口腔内に関心を持つことです。子どもは親を見て育ちますから、見本となる行動をしましょう。また、歯が生えていない小さい頃から口の周りに優しく触れるなどスキンシップをしましょう。優しく少しずつ慣らしていくことで子どもは親から愛された、大切にしてもらったという気持ちになります。

◆歯医者に頼ってみよう

むし歯予防にフッ素は有効です。子ども向けの歯磨剤にはフッ素が多く含まれています。また、歯科医院で定期健診およびフッ素の塗布をしてもらいましょう。
 フッ素は生えたての歯の方が取り込まれやすい為、乳歯の上下がしっかり生えてくる1歳頃から塗ってもらい、乳歯の奥歯が生えるに応じて3~4ヶ月ごとに塗布してもらうと効果的です。鹿児島では1歳児検診というものもありますから、それを機に歯医者に通い始めると良いですね。
 生涯にわたる歯と口の健康を保つためにも、生活習慣の獲得期であり、口腔機能の発達期でもある「小児期からのアプローチ」が最も有効です。当院でもその手助けができれば幸いです。

参考:歯科展望別冊 子どもの歯科臨床UPDATE/著:井上美津子 他