FAQ

よくあるご質問

よくあるご質問をまとめました。

甘いものを食べているときに歯が痛むことはありませんか。

もし痛むようであれば中等度の虫歯(C2)~重度の虫歯(C3)になっているかもしれません。

中等度の虫歯(C2)とは

中等度の虫歯(C2)とは
象牙質まで虫歯が進行した状態です。

冷たいものや甘いもので痛みがでてきます。中等度の虫歯なので麻酔をして虫歯の部分を削り、その大きさが小さければCR、大きければセラミックや金属でできたインレー・アンレーという詰め物をいれて治します。

重度の虫歯(C3)とは

重度の虫歯(C3)とは

神経まで虫歯が進行した状態です。

ここまでくるとズキズキする痛みがでたり、じっとしていても耐え難い痛みがでることがあります。麻酔をして虫歯を削り、虫歯菌に侵された神経をとってきれいにしなければなりません。神経の治療が終わった後は被せものをして治します。

治療法

CR 白いプラスチックの詰め物で、虫歯を削ったその日に行うことができます。
インレー 虫歯の範囲が歯の溝の部分にのみ広がっている場合に行います。セラミックや金属、CAD/CAM(白いプラスチック製)などがあります。それぞれ利点欠点がありますので歯科医院で詳しくご説明します。
アンレー 虫歯の範囲が溝の部分を越えて歯の山部分まで広がっている場合に行います。歯の山部分は大きな力に耐えられる材料でなくてはならないため、セラミックや金属の詰め物で回復します。
クラウン C3のときに行います。歯のすべてが被せものになります。セラミックや金属、CAD/CAMがあります。それぞれ利点欠点がありますので歯科医院で詳しくご説明します。
神経の治療 C3のときに行います。神経のお部屋の中を針状の器具を使用してきれいにお掃除していきます。神経のお部屋は人によって形がさまざまで、枝分かれしていたりととても複雑です。そのためお掃除には数回来院していただく必要があります。完全にきれいになったら神経のお部屋につめものをして、被せものをするための土台をつくり、クラウンの作成にはいります。
マイクロスコープ治療 当院ではマイクロスコープという拡大鏡を使用した治療もおこなっています。自費治療ではありますが、マイクロスコープを使用するときれいに隙間なく詰め物をすることができます。また、肉眼ではほとんど見えない根っこの細かい部分もしっかりと見ながら治療を行うことができるため、治療の確実性があがります。

麻酔について

治療の際は麻酔が必要です。
当院では痛くない麻酔を心がけています。細い針を使用することで針がささるときの痛みを軽減し、常温の麻酔薬をゆっくりと注入することで歯肉組織にかかる圧を軽減しています。また刺入時の痛みを和らげるために、表面麻酔といって塗るタイプの麻酔や貼るタイプの麻酔も併用しています。

それでも歯科治療は怖い!痛いのが怖くて一歩を踏み出せない!という方もいると思います。当院では普通の麻酔のほかに半分眠った状態でおこなう笑気麻酔や静脈麻酔も行っています。

笑気麻酔

鼻から気体の麻酔を吸い込みます。笑気麻酔をすると酔っぱらったときのようなふわふわとした感覚になり力がぬけた状態で治療をうけることができます。

静脈麻酔

点滴で麻酔を体内に注入します。笑気麻酔より強いためほぼ眠った状態となり治療時のことは覚えていません。治療本数が多い場合や大きな歯科手術のときに行うことが多いです。

どちらの場合も入院などは必要なく、当日お帰りいただけます。治療後にしばらくお休みいただいて問題がないことを確認いたします。服薬中の方や持病をお持ちの方はご相談ください。

虫歯は放っておいても治ることはありません。また、小さい虫歯だと思っていても中まで広がっている場合もあります。痛みがでると治るのに時間もかかってしまいます。虫歯かな?と思ったら出来るだけ早く歯医者さんへいって診てもらってください。早めの治療が歯を長持ちさせることにつながります。          

        

また、知覚過敏でも甘いものにより痛みがでることがあります。ただし知覚過敏の場合は冷たいもので痛みがでることが多いため、それらの痛みもあり、虫歯らしきものが見当たらない場合は知覚過敏の可能性もあります。虫歯かどうかご自身で判断することはとても難しいです。

特に歯と歯の間にできた虫歯などは、歯科医院の明るい光のもとでしっかり見たり、エックス線写真をとらないとわかりません。甘いもので痛みがある場合は一度ご来院されることをお勧めします。       

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